REVERコラム

鉄くず小僧が行く5|大型スクラップシャー(ギロチン)を知る

いつもお読みくださり有難う御座います。
鉄くず小僧です!

前回のコラムの中で、鉄筋・鉄骨・鋼管などの、厚みと長さを一定に切りそろえる際に使用する、大型スクラップシャー(通称「ギロチン」)の話しと、空き缶など、素材が薄く小さなものから、大きな金属廃棄物までを圧縮して、箱型に成型、減容するスクラッププレスの話しが出ましたが、この2つの設備が日本で誕生したのはいつ頃なのか気になり、これを読んでいる若手の人の為にもと思い、私なりに調べてみました。

まず、今回のコラムでは、大型スクラップシャー(通称「ギロチン」)について触れていきます。

シャーリングは戦前、製品加工用(寸法切り)として登場。
戦後の60年代前後にスクラップの加工用に転用され、普及したそうです。
ただ当時は、人力での装入を前提とし、かつ小型であった為、処理能力は極めて低かったそうです。

その後、日本国内でスクラップの切断を目的として、輸入大型シャーを導入したのは、1964年(昭和39年)に大阪府堺市にある山根商店様が、ドイツのリンデマン製のシャーを設置したのが最初でした。
3年後、東京の岡田商事様も同型のシャーを導入し、ヤード業者の大型化が東西での口火を切ったようです。

また、国産の大型シャーが導入されたのは、1968(昭和43年)千葉県船橋市に工場開設された、京葉金属工業様が、小島鉄工所製を導入。
1971年(昭和46年)代の高度成長と鉄スクラップの発生急増から、全国規模で、一般ヤード業者向けに導入されていき、現代のヤード処理の標準装備の1つとなったそうです。

今まで、ギロチンという機械を目の前にしていたものの、特に気にしていなかった事ですが、時代背景から調べていくうちに、またひとつ見方が変わり、鉄くずリサイクルも高度循環型社会の実現に貢献する為には、極めて重要である事を改めて実感致しました。

それでは、今回はここまで。
今年も、全国で熱中症が相次いでいる様です。
皆さんしっかりと、こまめな水分補給を!ご安全に!

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  1. スズトクWeb担当
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