REVERコラム

鉄くず小僧が行く10|失敗談「ゴットウノイタ」

年末を迎え、なにかとお忙しいことと存じますが、
そんな渦中にお読みくださり、本当に有難う御座います。
鉄くず小僧です!

たまには、私の過去の失敗談を。

様々な建設・解体現場や工場で使われている、敷鉄板を、皆さん、一度は見た事があると思いますが、
敷鉄板にも規格が有り、1尺(30.3cm)の尺数で、サイズ分けされ、それぞれ呼称があります。


 例えば、3尺(914mm)×6尺(1829mm)は「サブロク」と呼ばれ、
5尺(1524mm)×8尺(2438mm)は、「ゴハチ」。
5尺(1524mm)×10尺(3048mm)は「ゴットウ」などがあります。

ある日、この「ゴットウ」の板で恥ずかしい失敗を致しました。
当時の上司から、敷鉄板の在庫の確認を電話で受け、「ゴットウの板は、現状何枚残ってる?」と質問を受けました。

初めて聞いた「ゴットウノイタ」という言葉の意味が分からず、なんと、私は、従業員として勤めていた、後藤さんに、「ゴトウさんの板は何枚有りますか?」と聞きに行ってしまいました。

今振り返っても、恥ずかしさが蘇ります。

さて、そんな失敗をした私も、まもなく業界に入社して10年目を迎えます。

今では、一種の職業病というのでしょうか、車や電車の移動中など、「あの建物の鉄はどの位使われているだろう?」と予測をしたり、「あの車はどの位の荷物を積んでいるだろう?」などを、クセで見てしまいます。
この業界の方は大体の方がそうだと思っているのは、私だけでしょうか。

では、ここで、皆さんにも予測をして頂きたく、クイズです。

高さ634mを誇る、東京都のシンボルで、開業5周年を迎えた東京スカイツリー。
多くの方が一度は目にした事があると思いますが、この東京スカイツリーには、どの位の「鉄」が使われているかご存知でしょうか?

正解は、約36,000tもの鉄が使われております。
ちなみに東京タワーは、高さ333mで、約4,000tの鉄が使われており、9倍の重量の鉄が、東京スカイツリーには使われている事になります。

東京スカイツリーの断面は、足元では正三角形ですが、展望台のある上部にかけて円形になるので、微妙な角度で鉄骨をつなぐ必要があり、どの角度でもつなげやすい丸いパイプ(鋼管)状の鉄骨を複雑かつ高い精度で溶接して組み立てているそうです。
この鉄は標準的なものよりも約2倍強い鉄で、タワー足元の鋼管は、直径2.3m、厚さ10cmと驚くほど巨大なサイズになっており、これら鉄骨に使われる鋼材をつなぐ為に、高強度の溶接材や高力ボルトも使われているそうです。

超高層にも関わらず、地震や強風に耐えられる東京スカイツリーを作った日本のものづくりの技術はさすがですね。
ちなみに、東京スカイツリーでは、元旦に日の出特別営業を行っているそうなので、展望台から見る日の出を一度は、見てみたいものですね!
ちなみに私は一度も展望台に上った事がありません!
さて、今年も残すところ僅かとなりましたが、皆さんはどの様な1年でしたでしょうか?
来年はどの様な年になるか、また、業界としても、どの様な市況になるか。
いずれにしても、今年からスタートしたこのコラム、『鉄くず小僧が行く』は、まだまだ続いて参りますので、来年も変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
それでは、良いお年をお迎えください。

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