REVERコラム

リサイクル市場動向 ~鉄、非鉄編~

廃棄物処理業・資源リサイクルのリバーグループの堀口です。このコーナーでは、リバーグループと取引先の各市場の関係者にご協力いただき、リサイクル市場の生の声をお伝えします。

鉄スクラップ

直近の動きとしては、北関東のスクラップ価格が高かったところ、船積み出荷が進むにつれ湾岸、南関東の価格も上がってきている。輸出については、価格が上昇、韓国、東南アジアからの引き合いが多く、強含み(価格上昇の見込み)である。年明けの状況は、国内の電気炉メーカー各社が年明け早々の連続操業に向けた在庫積み増しがあるため、年明けの集荷はそれほど多くないと考えられる。また、一部電気炉メーカーは炉休を計画していることもあり、年明けの状況には一服感(価格上昇が落ち着く)がある。とはいえ、東南アジアの価格が上昇しており国内価格に近付いてきているため、旧正月(216日)あたりまでは堅調に推移するものと勘案する。

(鉄担当 鈴徳 鈴木隆幸)

非鉄スクラップ

12 月の非鉄相場は、先月からの流れで下げて始まり10 月初旬以来の安値まで下落した。ところが中旬には米税制改革法案の成立見通しにより市場心理が改善、製造業や雇用など日米欧の経済指標が総じて好調で非鉄の支援材料となり、結局10 月の年内最高値水準まで回復した。輸出関係業者は年内の配船がほぼ終わり、上げ相場の動きとは逆に単価を下げてアナウンス(※)している。国内の非鉄問屋も同様に足元(現時点での)銅建値(※)が高く、月内の銅建値アベレージとの乖離が大きく、高値掴み(※)したくないのが本音だろう。年明けの相場や中国環境規制の影響で輸出ライセンス発行時期が遅れるとの懸念から国内、輸出共に慎重姿勢が続いている。
 
(※)用語解説

  • <アナウンス> 市場関係者に買取価格を提示することを言います。
  • <建値> 取引所での標準価格のことを言います。
  • <高値掴み>値段のピーク時に買ってしまい、その後値下がりすること。

(非鉄担当 鈴徳 茂木章弘)

 

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