REVERコラム

鉄くず小僧が行く13|鉄道レールを知る

鉄くず小僧です!

4月も終わろうとしていますが、皆さん、花見はされましたでしょうか? 関東エリアでは例年よりも早めの開花となり、私自身は気付いた時には「もう散ったの?」という状況でした。引き続き、桜の開花前線は東北北部を北上している様なので、これからの方もいるのではないでしょうか?楽しみですね!

さて前回は、鉄道車輪の仕組みについて触れさせて頂きましたが、今回はその車輪を走らせる鉄道レールについて調べてみました。

一見、正に鉄の塊ですよね? こちらは、鉄道用のレールですが、私達が住んでいる周りには、決して鉄道用のレールだけが存在している訳ではありません。例えば、モノレールであったり、クレーンやエレベーターにも、レールは使用されています。 また、鉄道の中にもJRや私鉄、地下鉄、路面など様々ありますが、すべてのレールが鉄であり、鉄の道です。但し、路面電車のレールは、一般の鉄道のものよりも細く、背丈が高くなっていたり、地下鉄用のレールは太めになっていたりと違いがあるそうです。普段、あまり注視して見てはいませんが、その違いを見るのも面白いかもしれませんね。

前回の車輪に続き、レールは、炭素0.50~0.75%の「高炭素鋼材」です。(炭素鋼のうち、炭素含有量(質量パーセント濃度)が0.25%以下を低炭素鋼、0.25 – 0.6%を中炭素鋼、0.6%以上を高炭素鋼と呼ぶ。) また、車輪と同じで、消耗が激しい上部は、焼き入れ、焼き戻し(意味は前回のコラム参照)をして硬度や耐摩耗性を高めており、高周波熱処理も施し、強度を増しているそうです。 私も知らなかったのですが、レールは、その重さで使用する所が決まっているそうです。例えば、新幹線のレールは1mの重さが65kg、主要幹線のレールは50kg、地方線のレールは40kg、支線は30kgとなっているそうです。列車の速度や通る頻度が高いほど重いレールが必要という事ですね!

レール1本は25mを標準の長さとして出荷され、これを現場で溶接して1000m以上のロングレールにします。更に新幹線の場合は、1500m~2000mと長いようです。 余談になりますが、レールの幅のことを「軌間」といいます。2本のレールの間隔はすべて同じ様に見えていますが、全てのレールが同じ幅というわけではなく、軌間は大きく数種類に分けられているそうです。ただし東京,大阪などの大都市圏では各社間の相互直通乗り入れが増えていますが,この場合はレールが同じ幅であることが前提となります。 世界で初めて実用化された英国の鉄道の軌間は1,435mmだったので,これが国際的に標準軌間と呼ばれているそうです。

それでは、今回はここまで。 車輪・レールと「焼き入れ」「焼き戻し」の熱処理に触れましたが、まだ他にも熱処理を施している物があるのでは!?と思い、次回までに、更に探しに行ってきます。もちろん電車に揺られて。。。

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