REVERコラム

鉄くず小僧が行く16|ステンレス、のお話

いつもありがとうございます!
鉄くず小僧です!
モノを見るとついマグネットを当てて鉄かどうかを確かめてしまう、鉄くず小僧です!

夏の甲子園の開催が第100回を迎え、記念すべき100回大会は、大阪桐蔭高校が2度目となる春夏連覇で優勝。
ちなみにリバーグループの株式会社鈴徳は、創業114年目。甲子園の開催前よりも存在していたんですね。驚きです。
ちなみに、私、鉄くず小僧の名の由来も、ちょっと甲子園に関係しています(コラム第6回をご覧ください)。

さて、前回の「サビ」のお話しから、今回は少し鉄から離れ、非鉄であるステンレスのお話し。

鉄が幅広く使われるようになると、サビない鉄が求められていった時代があったのです。
時は、19世紀(1913年)イギリス。
製鉄会社の研究員であった、ハーリー・アイルスが、耐食鋼材の研究に打ち込んでいた中、偶然、鉄にクロム20%を添加した高合金鋼をつくりましたが、加工が難しく、外にうち捨てました。

数ヶ月経ったある日、ハーリーが何気なく外に目をやると、うち捨てた高合金鋼がまったくサビておらず、サビないどころか、うち捨てた時と同じ光沢を放っていたそうです。
そこで、ハーリーは研究を重ね、この金属の欠点であった加工性の悪さを改善。
クロム20%の他に、ニッケルを含有させていき、「ステンレス鋼」(Stainless Steel=サビにくい鋼)が20世紀最大の発明の1つといわれ誕生したのです。

ちなみに、日本でのステンレス鋼の試作は1919年で、官営八幡製鉄所(現在の新日本製鉄)が行い、また、この頃のステンレス鋼の日本名は、「不銹鋼(ふしゅうこう)」だったそうです。
そうして、2005年までの日本は、世界最大のステンレス生産国で、世界の生産総量の約4分の1を日本で生産していました。
しかし、2006年にその座を中国に渡すと、その後は差を広げられていきました。
 

今日でも、私たちの身の周りを眺めてみると、ナイフ、スプーン、食器、厨房用品、機械部品など、ステンレスで出来た製品が、数多く見られます。
おそらく、サビない鉄が誕生した時、何か新しい時代を予感した人達も数多くいたのでしょう。そんな当時を知る人から、話しを聞いてみたかったものですね。

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