トップメッセージ

持続可能な社会の基盤を支える
「静脈メジャー」を目指します。

代表取締役会長/グループCEO
鈴木 孝雄

私どもリバーグループの原点は、今から一世紀以上前、1904年に創業した金属のリサイクル業です。以来、当社は110余年にわたってリサイクル技術を通じて天然資源の少ない日本の産業界において、その発展に微力ながら貢献してまいりました。

そんな当社が転機を迎えたのは、日本の高度成長期が終焉を迎えた90年代の終盤です。戦後の日本経済を支え、牽引してきたのは、モノをつくり出し、世に送り出す動脈産業でした。しかし、資源の枯渇、公害や廃棄物の問題などが顕在化したことで、日本はそれまでの大量生産・大量消費・大量廃棄という消費スタイルを脱却し、廃棄物の減容化と再資源化・活用といった循環型社会への移行を目指していきます。こうしたなか、廃棄物を回収し再生・再利用する静脈産業はさらなる発展が求められるようになりました。

当社は、これら大きな時代の趨勢を踏まえ、2000年以降、自動車や家電など特長あるリサイクル技術を有する会社をグループ化。2007年には持株会社に移行し、現在は、年商400億円規模の企業グループとなりました。しかし、2015年に国連で採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」で求められている世界的な経済・社会・環境問題の解決や、国内における動脈産業各社とのパートナー連携による循環型社会の実現に貢献するためには、まだまだ成すべきことがあります。具体的には、すでに欧州の静脈企業が実現しているような高度な処理技術と広範囲のエリアネットワークをベースに、年間で数千億円単位の事業規模の強固な経営基盤をもつ必要があります。

こうした課題認識をもとに、当社は2015年に“日本の静脈産業プラットフォームになる”という強い決意を込めた中長期ビジョンを策定しました。また、2017年には、静脈産業の一角を担う同業他社との事業連携を全国各地で一層推進していけるよう、社名をリバーホールディングス(株)へと変更すると同時に、地域戦略や人事制度の改定に着手しました。

資源を消費して廃棄するという一方向の経済から、消費された資源を回収し、再生・再利用し続ける循環型社会の実現へ。私どもの事業活動が日本の、そして世界の持続可能な社会の基盤になると信じて、全国の同業者と志を一にして、これからも果敢に挑戦し続けてまいります。

代表取締役会長/グループCEO
鈴木 孝雄