事業紹介

金属廃棄物の回収・選別から出荷まで、
現地事情に即したサービスを展開

主に法人様向け有償廃棄物(鉄・非鉄・その他)の購入および
生産設備や仕損品などの解体(破壊証明発行)をメインに回収業務を行っています。
回収後、社内で選別・加工した上で、製鋼用原料などとして出荷し、資源を再利用しています。
日本人が常駐しており、廃棄物処理全般のソリューション提案や買取商材ごとの市況説明などは日本語で対応します。

1.収集運搬 2.加工 3.成分検査 4.輸出

解体(破壊)処理について

販売品目

主に金属スクラップを中心に、以下の形状で出荷しています。

  • バラ材(切断加工)
    バラ材(切断加工)
  • プレスバンドル(サイズ指定可)
    プレスバンドル(サイズ指定可)
  • シュレッダー
    シュレッダー

1.収集・運搬

専用の回収箱、車両で安全・効率的に回収

収集業務は、自社従業員の手で責任を持って行います。
関連法規への対応、回収作業時の安全管理、商材ごとの回収箱(弊社提供)の設置、自社車両(トラック15台保有)による回収、
重量検収データの報告までの一連の流れを手順化し、取引先様と整合を取った上で作業を実施します。

マニフェスト対応

タイ工業省の定める所定の手続きに則って対応します。

タイ工業省ウェブサイト
タイ工業省ウェブサイト
該当手続きページ(すべてタイ語で対応)
該当手続きページ(すべてタイ語で対応)

回収箱の設置

同一素材でも形状や成分値で買取価格が異なるため、発生元様での選別投入を基本としています。
商材別の回収箱はすべて弊社から提供します。少量でも引き取り対応可能ですので、お気軽にご相談ください。

構内置タイプ
構内置タイプ
色別に商材を管理します。
車両搭載タイプ
車両搭載タイプ
保護キットで床面へのダメージを防いでいます。
<アームロールシステムによる回収箱の展開軌跡>
<アームロールシステムによる回収箱の展開軌跡>
4.5mは設備の限界能力で、実際の運用は3.6m高程度までです。

保有車両

各種トラック15台、重機3台など、GPSシステム、ドライブレコーダーを標準装備したさまざまな車両を保有しています。

保有車両:

トラック 6輪×4台、10輪×8台、18輪×3台
トレーラー×1台   重機×3台   フォークリフト×2台

GPSシステム
GPSシステム
ドライブレコーダー画像
ドライブレコーダー画像

回収体制

全スタッフが安全具標準装備。車両ごとに運転手と補助員の2名体制で回収します。

ドライブレコーダー画像

自社秤量器での検収重量クロスチェック

お取引先様側の検収結果で精算するのが基本ですが、自社でも計量、確認することで、精度を担保しています。

ドライブレコーダー画像

2.加工

引き取り量は年間約65,000トン、リサイクル率99.8%を維持

引き取った商材を、納品先の基準に基づき、選別・加工(減容)します。
ヤード総面積は約4万㎡。工場棟2棟、事務棟1棟を保有しています。

※ 2018年度実績

主要加工設備 : プレス機×3台   シュレッダー×1台   ギロチンシャー(ニューギロ®)×1台

ドライブレコーダー画像
工場棟
プレス機
プレス機
シュレッダー
シュレッダー
ギロチンシャー(ニューギロ®)
ギロチンシャー(ニューギロ®)

3.成分検査

回収した商材の成分検査を徹底、再資源化率を極限まで高める

回収先での素材名(JIS規格名など)のヒアリングと回収した各アイテムの定期的な成分検査を実施することで、
データに基づく管理を行っています。同成分データと回収実績に基づき、国内外の販売先への各種提案や出荷管理を実施しています。

成分分析機

アーク放電式。サンプル片の表面を削り、凹凸を平面化した上で測定します。

成分分析機
成分分析機

4.出荷

商品の品質を保持しながら、輸送効率を追求

国内出荷はトラック、海外出荷はコンテナ出荷を基本としていますが、バルクでの船積対応も可能です。
コンテナ搬入時の荷姿はフレコンバッグやパレット積で、荷崩れ防止のため結束処理を施し、
コンテナダメージ防止のため緩衝材を入れています。

輸出梱包とコンテナ積込(プレス:段積+燻蒸パレット)
輸出梱包とコンテナ積込
(プレス:段積+燻蒸パレット)
サーベイヤー検査証
サーベイヤー検査証

解体(破壊)処理

量産に伴い、発生する仕損品や廃却設備・各種母材の残材などの引き取りも対応可能です。
機密保持(契約締結)や資産管理目的での破壊処理と解体証明の発行にも対応しています。

解体前
解体前
解体後
解体後
破壊証明サンプル
破壊証明サンプル