アパレル企業

アパレル商品の機能破壊処理

アパレル商品(衣服)を処分する際の回収から機能破壊処理、廃棄まで一括で対応。
リサイクルに向けた取り組みも支援しています。

  • 廃棄物の種類:衣類、シューズ、小物類
  • 規模:年間72,000kgのアパレル商品を機能破壊

社会課題

製品を製造する以上、切っても切り離せないものが「廃棄」するという行為です。アパレル市場では各シーズン大量の衣類を製造・販売しており、売れ残ってしまったものはいくつかのプロセスを経て廃棄せざるを得ません。

しかし、この衣料廃棄物から「横流し」や違法コピーが行われる例も少なくありません。正規以外の販売者の手を経た商品は、本来の品質が保たれることなく消費者の手元に届き、ブランドイメージの棄損や商品事故につながる可能性もあることから、これらを防ぐための処理が重要となっています。また、少しでも廃棄物量を削減するという観点から、リサイクル率の向上も求められています。

リバーでは、複数の大手アパレルメーカー様の製品廃棄をお引き受けし、上記のような課題への対応を充実させています。

アパレルの廃棄物

衣服
鞄・小物類

お客様からのご相談

  • 01 ブランド製品が流出するとブランドイメージを棄損するので適正な処理をしたい 大手アパレルメーカー様では、廃棄されるはずだった商品が誤って流出し、安価で市場に流通してしまい、自社ブランドのイメージダウンを引き起こしていました。そこで、極力業者の数を減らし、一気通貫で処分したいというご要望がありました。
  • 02 各シーズンで大量に廃棄されるので大量廃棄に対応してほしい 加えて、複数のブランドを持っているため廃棄対象品の量が膨大になっていました。倉庫に保管しておくと倉庫代もかかるため、なるべく短期間で処理を完了させたい、というニーズがありました。
  • 03 何かしらのリサイクルをしたい さらに、サスティナブルな社会の形成やCSRの観点から、ただの焼却や埋め立て処分ではなく、リサイクルを実現させたい、というご希望もお持ちでした。

リバーグループのご提案

01 運送から処理まで
ワンストップでトータル管理を実現、流出を防止
1つ目の課題に対して、リバーでは処分だけでなく運送の機能も保有しているため、運送から処分までワンストップでサービスをご提供しました。
自社で一気通貫で対応することにより、流出のリスクを最小限に抑えることが可能となりました。また、衣料品は着用しても機能が発揮できないように、破砕処理を行って処分しています。廃棄証明の発行も実施しています。

アパレル機能破壊(東松山事業所)

東松山事業所は、機密文書や電子廃棄物など、データの適切な処理を必要とする品目のリサイクルを得意とし、アパレル商品の機能破壊も担っています。

4軸破砕機を用いた機能破壊

破砕機なども活用し、「横流し」やコピーができないよう確実に処理します。

02 大型車で一括回収 リバーでは、2~10t車まで、様々な車両を複数所有しているため、シーズンに段ボール数千箱に及ぶ大量廃棄などにも、対応できました。
回収業務についてもベストなご提案をさせていただいています。
03 単純焼却・埋立ではなく、
サーマルリサイクル、セメント化を実施
現状では繊維自体のリサイクルまでは実施できていませんが、サーマル発電などの熱利用及び、セメント材利用などのリサイクルができるスキームで対応しました。現在、RPFなどの固形燃料化の研究なども行っています。

ご提案・運用までのステップ

スポット対応も今後のリサイクルのお取り組みもお気軽にご相談ください。

関連リンク

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