東松山事業所 2022年4月にむけて電子廃棄物専用工場を建設中2021年11月01日

 リバー(株)東松山事業所は、世界的な電子廃棄物増加に伴い、都市鉱山から回収される電子スクラップ(家電基板・情報通信機器類)をメインとした新工場を2022年4月に稼働いたします。
 日本最大級となる電子スクラップの破砕量を扱う東松山事業所は、入荷した電子スクラップの100%リサイクルを一層推進します。また、新工場の屋根には太陽光パネルを設置し、施設稼働に必要な電力のうち約26%を再生可能エネルギーで運営します。CO2排出量削減・カーボンニュートラルの実現を目指します。
 リバー株式会社では、ビジョンである「地球を資源だらけの星にしよう。」の達成を目指しています。世界的な課題でもある、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミーの実現のため様々な使用済み製品のリサイクル・リソーシングに挑戦しております。各バリューチェーン企業と連携し、持続可能な社会実現のため様々な投資を加速させていきます。

■工場の仕様

敷地面積 2,494㎡
想定処理数量 ※電子スクラップ・基板類 700t/月

■工場稼働時期 2022年4月予定

■新工場増設のねらい

 リバーグループの中田屋熊谷工場で実施しているATMなど機密情報を含む電子機器類の手解体ラインと連携し解体後の基板を破砕・異物除去の上、付加価値化する役割分担を強化します。
 また、電子スクラップの破砕を行い、鉄・アルミを選別した後「金銀銅滓」として国内大手精錬所へ出荷します。
 加えて、従来から強みである、産業廃棄物(什器類、衣料品リサイクル、混合廃棄物)などの回収・受入れも強化いたします。

■新工場完成イメージ

東松山new.jpg

■東松山事業所詳細

住所:埼玉県比企郡滑川町都25-21 東松山工業団地内
事業内容:廃棄物(電子廃棄物含む)の中間処理、廃棄物の収集運搬、機密書類処理、製品機能破壊(滅却)、情報通信機器の処理

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