やりたいことがなかった私に、
目標をくれた会社です。

2020年中途入社

T.K

技術職

前職は大手ハウスメーカーの下請け工場でフォークマンとして勤務。その前は美容師という異色のキャリアを持つ。父親の友人の紹介でリバーへ入社。エアコンの解体ラインで作業しながら、将来は大型重機の資格取得を目指す。双子の弟をリバーへ誘い、同じ職場で活躍中。

巨大な重機を操作してみたい。
本気になれる仕事に出会えた。

工場で働く前は美容師をしていました。美容師になるのが夢だったとかではなく、当時はとくにやりたいこともなかったので、なんとなくやっていたというか。美容師も厳しい世界ですから、中途半端な気持ちで続くわけもなく…。別の道を探すことに。その後、大手ハウスメーカーの下請け工場にフォークマンとして入社。昔から運転が好きだったので、仕事は面白かったですね。ただ、働くうちに「もっと大型の重機に乗りたい」という気持ちが強くなってきてしまって。転職先を探していたところ、リバーの社員だった父親の友人からの紹介を受け、ここなら重機にたくさん乗れると思い、入社しました。解体の仕事は未経験。でもとくに不安はありませんでした。というのも子どもの頃から手先は器用なほうだったので。小学校時代、図工の時間に“リサイクル”をテーマにした作品をつくることがあって、空き缶のプルタブで東京タワーをつくったところ、みごと賞をもらったことがありました。それが今の仕事につながっているのかも！リサイクルに縁があるのかもしれませんね（笑）。

1日100台以上を解体して、
プロの技術は磨かれていく。

エアコンの解体ラインにて、主に室外機の解体作業をしています。解体ラインに流れてくる室外機を自分の作業スペースまで引き寄せ、リサイクル法に基づきフロン類（冷媒ガス）を回収。そこからエアドライバーや剪定ばさみを使って手作業で解体し、なかにある銅やラジエーター、基盤を取り外して集めていきます。入ったばかりのころは先輩が隣についてくれて、一通り教えてくれました。あとは自分でやりながら覚えて、わからないことは都度質問する、の繰り返し。皆さん優しく教えてくれたので、作業自体は1～2ヵ月で覚えることができました。今では1台の解体に要する時間は3～4分程度。1日140～150台は解体しています。1日100台が目標なので、かなり早くなったと思いますよ。体力も使うし、覚えることも多いですが、やればやった分しっかり評価してもらえるのが最大のやりがい。業務の最後に、解体した台数を日報に記入するのですが、150台やった時は事務所の人が「すごいスピードだね！」と声を掛けてくれて。ちゃんと評価してくれるのは純粋に嬉しいです。

資格を取得するたび、
自分の可能性が広がっていく。

室外機の種類は大体3～4種類なのですが、ごく稀にモンスター級の巨大な室外機が流れてくることがあります。重さでいうと50kg越え（一般的なものは20～40kg）。あれは衝撃的ですよ。で、つい自分のところに持ってきちゃう（笑）。なんでも経験ですからね。あと面白い部分でいうと、構造を知れることですかね。室外機って普段何気なく見てはいるものの、構造自体はわからないじゃないですか。この新たな発見がいちいち楽しい。「ふむふむ…ここってこうやってくっついていたのか」など、ぶつぶつ呟きながら作業を楽しんでいます。今後の目標としては資格を取得し、重機の操縦をメインとする仕事に就くこと。ついこの前、『ユンボ』と『解体』の資格を取得したので、この勢いでどんどんチャレンジしていきたいです。あとは作業面でのスキルアップ。効率のいい解体を追求し、1日160台は解体できるようになりたいです。今の職場には満足しています。助け合い、支え合いの風土が根付いていますし、なによりみんな優しい。あまりに居心地の良さに、弟を誘ったくらいですから。