
「鉄の丸公園一丁目」、すごく気になるぞ。
2017年09月28日

資源リサイクル・産業廃棄物処理業のスズトクの若手営業担当のコラムです!! 入社以来スズトク一筋の社員の、生の声をお届けします。
目次
いつもお読みくださり有難う御座います。鉄くず小僧です!
鉄の丸公園一丁目とは?
皆さんは「鉄の丸公園一丁目」という場所は御存でしょうか?実はココ、千代田区北の丸公園内の、科学技術館に存在する、鉄をメインとした一部の展示室になります。
公園をイメージした展示空間の中で、展示はもちろんですが、素材を使った実験や鉄に関する工作を通して、鉄の面白さ、鉄の凄さを肌で感じることができます。(小学生のお子さんがいらっしゃるご家庭は、夏休みの宿題などにも活用が出来、非常に喜ばれるかと思います)。鉄くず小僧の私としては、非常に興味深い施設でしたので、先日訪問して参りました。
そこでは、地球上に鉄が誕生した歴史から始まり、鉄の主な原料である鉄鉱石とコークス(石炭を蒸し焼きにしたもの)を使って製品にしていく流れや、日本の製鉄の歴史を辿り、9世紀(800年〜)ごろ、出雲地方を中心に、砂鉄と木炭を原料に「たたら」という炉で鉄が作られていた事実などが、分かり易く紹介されておりました。
世界中で活躍する日本の鉄鋼製品
現在、日本の鉄鋼製品は、非常に優れている為、世界中で活躍をしているそうです。以前にも、世界では、約16億tの粗鋼生産がおこなわれており、そのうちの約8億tは中国が占め、日本は約1億tであるという話しに触れましたが、展示場では2016年の日本の鉄鋼製品輸出先の割合が紹介されておりました。1億tのうち、4000万tが輸出されており、アジアが80%を占め、南アメリカが8%、北アメリカが5%、アフリカが3%、ヨーロッパが2%、オセアニアが1%、その他1%の割合で輸出されているそうです。アジアでは、韓国への輸出が696万tと1番多く輸出されておりました。
さて、来月は日本から2%の輸出をしている、ヨーロッパ圏内の、ロシア(ウラジオストク)に行って参りますので、新たな発見を見つけてきます!