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「パパはどんなお仕事してるの?」娘の質問に答える日が来るのを楽しみにする一児のパパの仕事内容とは。|リバーの転職体験記

2020年06月03日

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リバーグループでは、数多くの業界未経験者が活躍しています。様々なバックグラウンドを持つ社員の転職体験記を、インタビュー形式でご紹介していきます。

目次


取材を受けた人:西田剛久(34)

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2016年12月、中田屋株式会社に入社。24歳まで京都で過ごし、東京での就職を希望し上京するものの、ひょんなことから群馬県に辿り着き約6年、今では群馬が大好きに。現在は伊勢崎工場で、これまでの多岐に渡る経験を生かし、営業・配車・管理業務を担当する。


取材した人:リバーグループ広報担当

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「地球を資源だらけの星にしよう。」というスローガンを胸に、日々リサイクル業界を駆け回る。好きな非鉄は、コーペル。イラストはグループ報で活躍しているリバーグループ非公式キャラクター「りーば君」。

この体験記のポイント

  • 結婚を控え前職での給与の安さに不安を感じ転職を決意した。
  • 面接で初めてリサイクル工場に足を踏み入れ、これからの時代、リサイクルがとても重要になると感じた。
  • 2歳の娘に自分の仕事が誇れる日が来ることを楽しみに、今を頑張っている。


結婚を控え前職での給与の安さに不安を感じ転職を決意

広報 西田さんは京都出身なんですね。群馬に行ったきっかけは何ですか?

西田 大学卒業後はしばらく京都にいましたが、東京で働こうと思い勤務地を絞って転職活動を行いました。そして面接を受けた前職の会社で「群馬県で責任者のポジションが空いた」という説明を受けたんです。群馬ってどこだっけ?と考えているうちに、選考は進み、気づいたら群馬県で働いていました。てっきり東京近郊あたりかと思っていたんです。

広報 ひょんなことから群馬で働くことになり、そこで奥様とも出会えた。巡り合わせですね。

西田 前職はデイサービスを行う会社で管理業務を行っていましたが、結婚を控え給与の安さに不安を感じ転職を決意しました。妻が群馬県出身ということもあり、この時は群馬県内で転職活動を始めました。

転職活動では、中田屋の他に、これまでの経験を生かして、総務職での応募もしました。中田屋の面接では仕事の説明を受けたものの、リサイクル工場に足を踏み入れたのは初めてでしたので、正直な所、あまり仕事内容をイメージすることができませんでした。だけど、「工場には、廃棄物を持ってくるお客様もいれば有価物持ってくるお客様もいる。いらなくなったものを捨てるのではなく、再資源化する」ということを聞いて、これからの時代は、リサイクルがとても重要になるということを感じたのを覚えています。

広報 社会貢献度の高さに魅力を感じたんですね!

未経験だったけど、これまでの多岐にわたる経験が生かせている

広報 営業・配車・管理業務と色々とやられていますが、具体的にはどのような仕事をされているのですか?

西田 営業は、既存のお客様の所への挨拶周りから、新規のお客様の所へ行くこともあります。例えば廃自動車の解体を行っている所を見つけて、解体後の廃自動車(自動車ガラ)を当社へ持ってきて貰えるように交渉を行います。配車業務は、一日の引き取りや出荷がスムーズに行くように、必要な車両を手配する業務です。そして管理業務は、伊勢崎工場では家電リサイクル法の再商品化施設となっているで、廃テレビの解体作業を行います。家電メーカーからの委託事業になるので、メーカーとの窓口や現場の管理業務を行っています。

広報 これまで何でもやってきたことが生かせているんですね!

転機は入社4ヵ月目

西田 配車や家電の管理業務を担当したのは入社して4ヵ月後のことです。これまでその業務を担当していた人が異動になったんです。入社4か月で右も左もわからない状況の中引き継いだときはこの世の終わりかと思ったけど、今思えばすごくいい経験になりました。

広報 ここでも巡り合わせで色々な経験をすることになったんですね!

西田 こうなったらもう失敗の連続で覚えていくしかない。入社前は、ヘルメットをかぶって外に出て誘導したりするイメージを持っていましたが、良い意味で、入社前とのギャップを感じました。ヘルメットは当然被ります。だけど被りながら電卓を叩き、配車にも気を使う。現場の人の意見も聞いて、在庫を見ながら判断していきます。配車がピタッとはまったとき、現場の下見をして見積もり、引き取りまで携わった仕事が無事完結したときは、3年経った今でも毎回ホッとしています。

難しい値決めは親子ほど歳の離れた先輩に聞くのが近道


西田 工場に入って来るものに、これといった決まった形はありません。そんな中で品物を見定めて、値段を決める必要があります。値決めに失敗すると、損を出してしまうことも。私の働く伊勢崎工場では、60代の方も現役で働いています。少しでも迷ったら、熟練の先輩に聞いて、経験を積んでいくようにしています。「昔は工場に壁が無かった!」という今では考えられない驚きの昔話を聞くのも楽しいですね(笑)

広報 すぐ近くに熟練の先輩方がいるのは心強いですね!

2歳の娘に胸を張って仕事を紹介できるように目の前のことに集中する

広報 これからやってみたいことはありますか?

西田 今はまだ、この工場での業務をもっと学んでいきたいと思っています。それと、私事になりますが、私には2歳の娘がいます。もう少し大きくなったら聞かれると思うんです。「パパはどんなお仕事しているの?」って。

「地球からゴミを無くして資源でいっぱいにしているんだよ」って言える将来を楽しみにしている所です。嫌われないように頑張らなくちゃですね(笑)

広報 ステキな夢ですね!将来、ぜひ娘さんを工場見学に連れてきてください!



西田社員が働くリバー株式会社(旧中田屋株式会社)のWebサイトはこちら>>