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新制リバー役員インタビュー!

2021年08月04日

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7月1日よりリバー(株)・メタルリサイクル(株)及び(株)新生のグループ3社が合併し、“新制リバー”が始動しました。
今回はリバーの役員3名に過去・現在・未来の仕事の向き合い方や、これからのリバーについての質問をしました。

目次

猪鼻社長.png  リバー(株)代表取締役社長 猪鼻 秀希
星川取締役.png  リバー(株)取締役 星川 晴康
浅野取締役.png  リバー(株)取締役 浅野 晃可

事業所は違えど現場で鍛えられた3人のリバー歴

Q1.「座右の銘」を教えてください。

猪鼻:「道に迷うことは道を知る事、人生に迷うことは人生を知る事、仕事を迷う事は仕事

星川:「やればできる。」「やったからできた。」です。

浅野:「継続は力なり。」諦めずに続けることが大切と思っています。

    Q2.注目している業界動向があれば理由と併せて教えてください。

    猪鼻:業界にこだわらずカーボンニュートラルは予想以上に速いスピードで変化が進む予感がしています。

    星川:注目している業界はとくにありませんが、同業他社の動向は気になります。自社との違いは何か、あと単純に競合相手だからです。

    浅野:自動車業界です。ELVの仕事をしているので、EV(電気自動車)や自動車業界のカーボンニュートラルへの動向に注目しています。

    Q3.20代、30代、40代…と仕事においてそれぞれどんなことに興味を持って/取り組んでいましたか

    猪鼻:20代は社会人として仕事より遊びに夢中。30代・40代は仕事の面白さがわかりはじめ、常にお客さんと一緒にいました。50代は管理職になり人を使う、育てることの難しさを感じました。はじめはプレイヤーからマネージャーにシフトしたことで変化に戸惑いました。

    星川:グループの中田屋㈱加須工場で勤務していた時代に、シュレッダー材の歩留まりをよく調べていました。シュレッダー材はゴミとの混合物になるので、そこに何%金属が入っているか見た目だけではわかりません。ギロチン材よりも儲けが大きい反面、火傷も大きいのです。先輩から「毒饅頭を食べるな」と教わりました。毒饅頭は赤字になるような割に合わない荷物のことをいい、適正単価を把握していなければ、赤字の荷物を受け続けることになります。そうならないように、調べることに重点をおきました。海千山千の業界の猛者を相手に儲けようとするには知識が必要です。あとは日々、与えられた役割・仕事を一生懸命にこなす事を考えていました。

    浅野:20代は貴金属メーカーに勤めていて、初社会人ということで「稼ぐ」ことの楽しさに興味を持ちました。30代では建設業界にいて、バブルの崩壊で「忍耐」の日々でしたが、人との繋がりの大切さを学びました。リバーグループの一員になったのは40代。初めてリサイクル業に携わり、時代や会社(グループ)の変化に対応することに必死でした。

    Q4.これまで携わった仕事で印象に残っているものを、理由とあわせて教えてください

    猪鼻:埼玉県で交わることないライバル関係の大手解体業者の2社をJV(建設業における共同企業体のこと)で組ませて大規模な解体工事の調整をしたことです。業界を知っている人ならビックリすると思います。

    星川:とある発生工場での廃却品の引取ですね。入社して間もなく担当になり最初の転勤まで約6年間受け持ったお客さんです。2~3日かけて、設備の撤去や手積みでの廃却品の引取など四半期毎にくる期末廃却引取が一大イベントのようだったので印象に残っています。

    浅野:20094月~20119月の期間、経済対策・環境対策として行われた「エコカー補助金制度」が強く印象に残っています。使用済み自動車の急増により、毎月2000台近い入庫があり超多忙状態を乗り越えたことが、全社員を成長させ、会社の成長にも大きな影響を与えたと考えています。

    Q5.ビジネスパーソンとして、これから挑戦してみたいことはなんですか

    猪鼻:具体的なことは言えませんが、今までグループがやった事の無い新しいビジネスに挑戦したいです。

    星川:リバーグループの皆さんのお役にたてたらと思います。

    浅野:環境問題です。地球温暖化は大きな脅威であり、カーボンニュートラル実現には「動静脈連携」の必要性がより不可欠となると思うので、「他人事」ではなく、「自分事」として捉えて行動していきたいです。

      技術・人材・リバーがひとつになって発揮できる強み。

        Q6.部下への対応・教育について、自分なりのコツがあれば教えてください。

        猪鼻:つかず離れずの絶妙な距離感を保つこと。

        星川:ちゃんと話を聞く。良い事は「良い」、悪い事は「悪い」とはっきりと伝える。お願い事は頑張って応える。皆仲良くチームワークを大切に。

        浅野:「報・連・相」を徹底すること。

        Q7.メタルリサイクルや新生での強みをリバーで活かせることはありますか。

        猪鼻:ELVや電子機器など旧スズトク(リバー)では取り組んでないビジネスです。

        星川:シュレッダー、ELV、基板破砕、機密書類、営業・事務・現場、機械も人もみんな頼りになります。これが強みだと思います。これからリバーで活かせること、相互に協力できること、強みと思っていただける事を探していきます。

        浅野:メタルリサイクルでは自動車リサイクルとスクラップ及び廃棄物処理という二つの事業の融合が会社の強みとなっていましたが、今回リバー(旧スズトク)、新生とが一つとなることで、新しい特徴をつくりたいです。

        3人にとってのリバーとは?

        Q8.「リバー」を一言で表すと? 理由とあわせて教えてください。

        猪鼻:見てのとおり、個性あふれる集団です。

        星川:リバー・・・。 (“一言で表す”が、思い浮かばない・・・)

        浅野:「共創」です。新しい価値をみんなで創る会社という思いから。

        Q9.最後に、リバー社員へメッセージをお願い致します。

            猪鼻:旧スズトク(リバー)、メタルリサイクル、新生が一緒になりましたが1+1+1=3ではなく、4でも5でもなるような新しい組織作りを皆さんでしていきましょう。物事変わる時こそ皆さんにチャンスがあります。

            星川:みんなで良い会社を作って行けたらと考えています。自分で出来る事があれば頑張りますので、何かあれば遠慮なくお声がけください

            浅野:常に新しいことへチャレンジしましょう!

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            ありがとうございました。
            三者三様の経験をもった新役員3名のように、リバーもそれぞれ異なった強みをもった3社が一つになりました。
            相乗効果をもたらして、リバーグループが未来に貢献できるよう引き続き努めてまいります。