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巨大な重機で卵をつかむ! 二ブラの達人

2019年02月25日

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リバーグループでの”匠”をご紹介します。今回はニブラの匠。匠の技をご覧あれ。

目次

匠のスゴ技 ニブラの達人編

自動車解体専用の重機、ニブラ。
ペンチのように車をつまんだり、切ったりするアタッチメントと、
車を押さえたり掴んだりするクランプアームを駆使して車を解体する、いわば“自動車処理工場の主戦場”。
ここでスゴ技を発揮する技術者をご紹介します。

今回の”匠”

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高篠憲司
ニブラ歴20年。缶コーヒーのCMで三浦知良さんがつぶやく「なんで俺下手なんだろう?」に超共感する51歳。仕事をしていてうれしい瞬間は「ハーネスがひゅ~っと長く引き抜けた時」。幸せを感じるのは「1日の出来高を眺める」。趣味はマウンテンバイク。UFOキャッチャー歴はゼロ。「今度やってみます」と。

外科医のように車体から有用金属を取り出す

ニブラの役割は、エンジンやタイヤなどリユースできる部品の回収が終わった車の解体作業。外科医さながらに車体を開き、リサイクルできる部品を次々取り出します。回収された部品たちは、それぞれ処理業者に引き取られ、再資源化されます。いわば“お宝探し”のような作業です。

匠は、このニブラの“効率と採算”を追求し、回収する部品の種類と回収量を増やし続けてきました。
以前には回収していなかったハーネスも、自ら非鉄部門を訪ねてリサイクルできることを確かめ、回収を始めた部品のひとつです。
しかしニブラは常時1台しか稼働していません。ここで作業が詰まると工場のライン全体が滞ってしまうため、1台にかけられる時間は限られています。

「余裕があったら、精度を上げて回収し、詰まってきたら適当に見切りをつける。1台1台の精度より、その日の成果を考えてペース配分することの方が大事です」

全体の流れを把握する広い視野と、集中力を要する正確な作業を同時に行う匠は、工場全体の司令塔のような存在です。

ニブラ達人への道

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