廃棄物処理法のヒント
FAQ
蛍光灯って水銀廃棄物なの！？
2018年02月13日
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蛍光灯のには微量の水銀が含まれている
蛍光灯の中身は空っぽなのにどこに水銀なんて…と思われる方もいるかと思います。実は蛍光灯の空っぽに見える部分には微量の水銀が含まれているのです。
2017年10月1日に水銀廃棄物に関する新たな規制「水俣条約」の発効されました。※「水俣条約」とは、水銀の排出削減や、水銀汚染防止を目指すためのもの。水銀廃棄物への規制が強化され、これまでは水銀が含まれていることを考慮せずに廃棄しても構わなかった蛍光灯なども、「水銀使用製品産業廃棄物」として処分することになりました。
蛍光灯のような「水銀使用製品産業廃棄物」の場合、排出側は処理業者の許可証の確認(①)、契約書への追記(②)、マニフェストへの記載(③)、廃棄物保管場所の掲示板への記載(④)の4つを行います。
マニフェストにはこれまで通り「金属くず」「ガラス・コンクリート・陶磁器くず」にチェックを入れ、さらに「水銀使用製品産業廃棄物」であること、数量を記入しましょう。
蛍光灯を割ってしまうと水銀が空気中に放出されてしまいます。誤って割ってしまわないためにも、慎重に取り扱いましょう。もし割ってしまった場合も破片がバラバラにならないように箱に入れるか新聞紙などで包むと良いでしょう。
水銀は有害物質です。正しい方法で安全に処分しましょう。
