
都市鉱山の発掘は、企業がすぐに取り組めるCSR活動です。
2017年08月28日

目次
「不要物」は「ごみ」とは言わない
当社は、「廃棄物処理・資源リサイクル業の使命として、いま、世の中で起きていること、その中で当社ができることを発信する」を軸として、様々なPRを行っています。2016年は、日本に眠る貴重な資源を有効に活用する取り組みである「都市鉱山プロジェクト」についてアピールしてきました。
天然資源が乏しいと言われている日本には、ゴミとして大量に廃棄される小型家電の中には有用な金属が使われており、知らず知らずのうちに捨てられ最終処分場に埋め戻されています。まさに都市鉱山!!
過去にごみとして埋め立てられた物であっても、貴重な資源であることには変わりありません。また、現在使用していて将来不要物となるであろうスマートフォンや電子機器には、有用資源が含まれています。100%再資源化に向けて、廃棄物処理・資源リサイクル業の企業では、あらゆる再資源化技術が開発されています。
仕組みを作っただけでは集まらない「資源」
当社はあらゆるリサイクル法に則った仕組みを作ってきましたが、仕組みを作っただけでは資源を集めることはできません。貴重な資源である都市鉱山を集めるためには、排出者である私たちがその仕組みを活用しなければいけません。
2013年に施行された小型家電リサイクル法も、思うような回収量に繋がっておりません。都市鉱山は、排出者と受け入れ側が一緒になり盛り上がらないと成功とはならないのです。
企業が取り組める環境保全・CSR活動は、実は簡単に始められる仕組みもあります。100%再資源化を目指してハッピーな社会を作っていきましょう!